吉本興業の岡田社長が会見を開く前の『スッキリ』の番組中に「会長と社長が辞任」しないの
であれば「私が会社を辞めます」というような発言がありました。
それを受けて社長会見の中で後日、加藤さんとは面談を行うと言うことで会見の方は終了して
いましたが、7月23日の夕方に吉本興業会長の大崎会長と面談を行ったということです。
24日の朝8時に放送されております、「スッキリ」の番組の冒頭の3分間に大崎会長との面談
をされた内容が説明されておりましたが、平行線のままに終わり、後日改めて説明がされたと
のことです。
論点が複数に
今回の加藤浩次さんの件についてもそうですけれども、発端となった、「宮迫さんと亮さんの
会見」によって本来の本筋の問題から論点が複数になってしまってきてるで、根本的な部分を
きっちりと押さえておかないといけないですね。
・宮迫さんと亮さんの退社の問題。
・吉本興業の組織の問題。
・吉本興業の社長の問題。
・今回加藤さんの進退にかかる問題。
・吉本芸人から発言されている個々の問題。
と様々な問題が一気に噴出してしまい問題が複雑化していますので、一つずつしっかりと
精査していただいて、解決していただきたいと思いますね。
岡本社長の辞任は避けられないのか
さすがに、あの岡本社長の会見を見ていたら「もう、辞任かな~」って感じてしまうぐらいの
対応の悪さでしたので、会見をご覧になった方々もこのように感じられた方もおられるかもし
れませんね。
吉本興業にとって、今回の岡本社長の会見は、吉本興業の芸人の諸問題から吉本興業の会社の
問題へと大きく傷口を広げてしまったように思います。
やはり決定的な印象としまして、吉本興業社長の記者からの質問に対しての回答というのが、
できていなかったというのが一番大きく、より一層不信感を招き傷をさらに広げてしまったよ
うに思われます。今回の事態の収集を全て丸く収めるということは、もはや不可能に近いので
はないでしょうか。
宮迫さんや加藤さん達を残すなら社長の辞任は不可欠でしょうし(吉本興業自体わからないの
で何とも言えませんが一般的には普通は辞任するのが妥当)、社長が辞任しず改革勤めると
いうことであれば、宮迫さんや加藤さんたち吉本興業に不信感を持っている多くの芸人が大勢
退社していく可能性というものも否定できなくなってきている状況ですね。
島田紳助さんの取材のコメントが興味深かった
「週刊文春デジタル」の取材でのコメントで、「現状としてさんまと松本が大崎に一番近く
て、吉本の中で一番二番のギャラを取ってるイコール力じゃないけども、力のある二人が動か
ないかんと思って動いてる」として吉本の組織内をよく理解している島田紳助さんは語ってお
られます。
また、次のようにも語られています。「大崎クビにしたら会社潰れんで。ほんまに。イメージ
はどうだか知らんけど実質問題、大崎という人間はカリスマ的な人間だったし、今吉本の中で
唯一カリスマがある人間やし、クリエイティブな能力があって出世した男やし。タレントの気
持ちもよくわかるし。」
など発言されていますね。
芸能界を引退されて、OBの島田紳助さんが話された内容は本当のことなのでしょうね。
今後の吉本興業はどうなっていくのか
前向きな考え方としては、「みんな仲良くファミリーだから頑張っていこうや」ということ何
でしょうが、先日の記者会見を見てますと現実的には非常に厳しいのではないでしょうか?
何よりもコミュニケーションが取れないような状態ですので芸人さんとの意思疎通というのは
測れないと思われ厳しいでしょうね。
しかしながら、松本さんや加藤浩次さん、島田紳助さんが口に出されている、大崎会長が本格
的に動き出したら自体の収集が図れる可能性が残されているのかと思いたいですね。
また、大崎会長が辞任されるようなことが起これば、吉本興業という会社の最大の危機が訪れ
るということなのでしょう。