もみじが枯れる原因

近年は35℃を超える猛暑日が連続して、猛威を振るっている中「早く涼しくなってくれない

かなぁ~」が願望がどうしても出てきてしまいますね。鈴虫の鳴き声が聞きたいとか、色々と

沸き起こってきます。

今回は、秋に向けて日本の風物詩の一つでもある、「もみじの枯れる原因」について解説して

いきます。楽しみにしていた「もみじ」が、鑑賞できなくなると結構落ち込みますので、チェ

ックしていきましょう。

もみじの葉枯れの原因

まずは、虫「害虫」による原因をあげてみましょう。

葉が縮んでいる。

これは、「モミジニタイケアブラムシ」です。春から秋にかけて新芽や葉っぱに群がって

栄養を奪うんですね。症状としては「葉っぱが縮む」という事です。芽の付け根に卵を産み付

けて冬を越していきますので、対策が必要となります。

防除と駆除方法

防除といたしましては、天敵を放って「モミジニタイケアブラムシ」を食べてもらうという事

ですね。自然の摂理でございます。では天敵とはどんな昆虫かと言いますと、かわいい「てん

とう虫」です。「てんとう虫」さんを連れてきて食べてもらうと助かりますね。他には「カゲ

ロウ」や「ヒラタアブ」がいますが、さすがに「カゲロウ」は見た目も気持ち悪いので無理で

す。(私には・・)「ヒラタアブ」も無理ですねアブですがら。偶然に飛んできてもらうしか

ないですね。まあ、「てんとう虫」さんならOKなのでとってきて、新芽に群がっているところ

においておけばよいかと思います。

駆除としては、アブラムシ類に効く農薬を薄めて散布してください。濃い状態で散布してしま

うと、逆に弱ってしまう場合があります。

株元(根本)に木屑(粉)が落ちている

これはカミキリムシ(テッポウムシ)です。月下旬から7月にかけてカミキリムシの成虫が

飛来して小枝をかじります。私も捕まえて紙をくわえさせたことがありますが、見事に切れま

すね。カミキリムシ(テッポウムシ)が厄介なのは、太枝や幹に産卵します。孵化した幼虫は

樹皮の下を食害しながら成長していき、大きくなると幹も食害する様になります。最悪は枯れ

てしまうということになりますので、侮ってはいけません。

先ずは、糞が出ている穴を見つけてください。

駆除としましては、穴に住友化学から出ているキンチョールE(カミキリムシ幼虫・テッポウ

ムシ)を長いノズルが付いていますので、そのノズルを穴の中に突っ込んで噴射してくださ

い。終わりましたら、穴は園芸用のパテで埋めるようにしてくださいね。

1週間ぐらいは毎日様子を見てく下さい、木の根元に木屑が落ちていなかったら無事に駆除の

完了となります。お疲れさまでした。

葉っぱに白い粉が付いている

これは「うどんこ病」です。要はカビですね。カビの種類としましては、(糸状菌)です。

土や落ち葉の中に隠れている目に見えないサイズのカビ(糸状菌)が、風によって飛ばされて

植物につき広がっていきます。ですから、光合成ができなくなるわけでやがて、木が枯れてし

まう原因にもなりかねません。

対策としましては、農薬や殺菌剤を散布しておくと効果的です。

葉っぱの周りが茶色になっていたり、新芽も色が変化している

猛暑が続いたりすると、「葉焼け」や「新芽」も日焼けした状態になることがあります。

そんな時には土壌の乾燥を防ぐために、過湿にならないよう注意して散水してください。

あと、これは特殊な例ですが、たまに土木工事など道路で行っていますが、万が一自分の庭の

横で作業をすることがありましたら、必ず業者の人には葉っぱのなどにシートをかけて作業す

るようにお願いしたらいいと思います。というのも、重機がお庭の木の近くで作業していると

かなり熱い熱風を発しているのでその熱風が葉っぱに当たってしまうと、葉っぱの内部の組織

が壊れてしまい。葉っぱは全て枯れてしまうことになりますので、紅葉を迎える時期には枯れ

たもみじを見ることになりますから、注意が必要ですね。

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