今年の2019年9月13日が、「中秋の名月」に当たり「十五夜」といわれています。そもそも、
この習慣は中国から平安時代に日本に伝わったとされていて、主に東アジアの地域に広く伝わ
っている習慣(行事)です。十五夜の月を鑑賞するという事でね。
中国大陸や香港地区・台湾・ベトナム
中国では「中秋節」と言われています。中秋節には「月餅」を食べる慣習があります。
また、香港地区や台湾・ベトナムなども「月餅」を食べる慣習がありますね。
中国では宴会をやって月を眺めるイメージですよね。
日本では「中秋の名月」のことを「芋名月(いもめいげつ)」とも言った
丁度、「中秋の名月」の時期に芋が取れることから、「芋名月」と言われたらしいのですが、
日本でも「収穫」のお祝いも合わせて、一つのキーワードになっていそうですね。
「仏滅名月」の別名もあります。
2019年も9月13日も仏滅ですね。そういった意味では縁起が悪いというイメージが古くからあ
ったのではないでしょうか。ですから日本では「片見月」はよくないと言われるようになり、
「十三夜」の月も眺めることになったのか?
日本のお月見の考え方
日本のお月見には「片見月」は縁起が悪いとされいて、十五夜の約一か月後に巡ってくる月の
ことを「十三夜(じゅうさんや)と言いますが、この十三夜も見ましょうと日本では言われて
古くからの風習となっています。ちなみに、2019年の十三夜は10月11日(金曜日)となって
います。
日本では十五夜のことを「中秋の名月」と呼び十三夜は「後の名月(のちのめいげつ)」と呼
ばれます。他には「後の月(のちのつき)」や「栗名月」・「豆名月」と呼ばれたりします。
お供え物は十五夜のお月さんは、月見団子やススキをお供えして十三夜も月見団子やススキ、
他には栗や豆をお供えするとされていますね。
実際のところ例年十五夜よりも十三夜の方がかなりの確率できれいなお月様が見えると言われ
ていますので、是非実行してお月見を楽しんでみたいものです。