老後の資金の備えとして、今後考えていかないといけない運用商品の一つとして投資信託が挙げられますが、最近「2,000万円不足問題」として多くのメディアに取り上げられ、参院選挙の時にもこの話題をとりあげて選挙活動されていた候補者さんも多かったですよね。
一般的な投資信託の種類
投資信託には、「インデックス型」と「アクティブ型」のザックリではありますが、2種類の投資信託があります。
「インデックス型」
日経225(日経平均株価)やTOPIX(東証株価指数)の指数と連動する投資信託の代表格ですね。一般的には、新聞やテレビ、ラジオなど常に状況がわかる指数となっていますので、単純に日経平均が上昇すれば、投資信託も上昇します。また逆に値下がりすれば、投資信託も同様に値下がりします。非常にわかりやすいですよね。
「アクティブ型」
こちらは、「ファンドマネージャー」とい人がいて(運用担当者)運用実績がよくなりそうな
銘柄を選定して運用していく形になります。言ってみれば「運用担当者」にすべてを任せると
いう事になるでしょうね。
「インデックス型」と「アクティブ型」どちらを選ぶべきか?
はっきり言って初心者や細かいことまで考えたくなというような方は、「インデックス型」ですね。指数に連動していますので、翌日の新聞や当日の終値をみれば一目瞭然ですね。明瞭簡潔です。
また、投資信託の中身にこだわれる方や、ご自身で色々と研究されている方(世界情勢など)
は「アクティブ型」という事になりますね。株や投資信託の経験者はおそらくこちらを選択さ
れる方が多いのかもしれませんね。
「インデックス型」と「アクティブ型」の運用実績はどちらかいいのか?
運用実績のいいのは、「インデックス型」ですね。理由は手数料が安いからです。
「アクティブ型」は「ファンドマネージャー」を始め、多くのスタッフが存在する分「信託報酬」が高くなります。
ようするに、「信託報酬」=コストが高くなりますので、投資信託自体の利益を多く出さない
と損益分岐点のスタートが「インデックス型」と比べて「アクティブ型」の方が、運用実績の
パフォーマンスを高いところからの設定になりますので、なかなか「インデックス型」と比べ
ると厳しいものがありますね。実質「インデックス型」と比べると手数料が高くて3割程度し
か勝ててない現状がありますね。
しかしながら、「アクティブ型」のいくつかは大きなパフォーマンスをあげている投資信託も
存在しているのも当然にありますので、そういった投資信託を選ぶ「眼力を」身につけなけれ
ばいけませんね。