カブトムシの上手なつかみ方
カブトムシ（オス）
基本は短い角を持つようにしてください。
また、親指と人差し指で体の側面をはさむようにして
もってもいいですよ。
長い角は持たない
これは絶対にしないでくださいね。
場合によっては、角が折れてしまったり、頭が取れてしまったり
する場合がありますから、短い方を持ってね。
カブトムシ（メス）
体の側面を持つ
親指と人差し指ではさむようにしてもちましょう。
手のひらに乗せてもいいですが、たまに飛んで行って
しまう場合があります。
カブトムシの幼虫の持ち方
カブトムシの幼虫を見つけたら、手のひらに載せるようにしましょう。
あまり、指でつまんだり、コロコロ転がしたりしないようにしましょうね。
あまりやりすぎると、死んでしまいますから気を付けてね。
カブトムシの足をつかむのはダメ
ついやらかしてしまうのが、カブトムシの足をもってしまう時です。
意外と、足の力は強いですから、大抵は、ビックリしてすぐに放してしまって
飛んで逃げらるパターンになります。
カブトムシの足は結構トゲトゲしていますので、「指や手のひらや手の甲」
に「ザクッ」とやられるとかなり痛いので、初心者は大抵ビックリしてしまいます。
注意ですよ。
つかまえたら手早くむしかごに
カブトムシを捕まえたら、色々とやりたいこともあると思いますが
ひとまず虫かごに入れておきましょう。
また、虫かごの中に近くに落ちている葉っぱや小枝などをあらかじめ入れておくと
2匹目以降とれた時に、カブトムシ同士が絡み合うことが少なくなりますから、
特に足が絡み合ったりしますからね。
飼育しやすいカブトムシ
幼虫の飼育
幼虫をとってきたら、小さな容器を100円ショップで買ってきて、飼育していきます。
エサなんですが、クヌギマットや腐葉土など様々なんですが、今回はきのこマットを使用しま
しょう。
「ここでのポイント」は、あまりマットを詰めすぎず、イメージ的には空気が入る隙間を作っ
てあげるイメージでふんわりと優しく入れてあげてください。
実際には、カブトムシの幼虫はこのマットを食べて大きくなり、どんどんと大きくなります。
また、糞もたくさん出しますので。
気になるぐらい、たくさんになったら、マットを取り換えてくださいね。
この秋から冬の間にカブトムシの幼虫は大きくなっていきますので、もりもりと、マットを食
べて大きくなってほしいですね。
幼虫が、大きくなってきたら再度100円ショップへ行って高さが15㎝～20㎝ぐらいの
プラスチックケースを買ってきてもらって幼虫を移し替えましょう。
最初からこのサイズのものでもいいのですが、幼虫が小さなうちは、小さい容器で
飼育したほうが、観察していて幼虫の成長がよくわかりますのでお勧めです。
サナギの飼育
春になっても幼虫の状態です。手のひらに乗せると、大きく感じられます。
そして、5月ぐらいになりますと、サナギになり始めます。
「ここでのポイント」はプラスチックケースに黒い紙を側面にはっておくと
カブトムシは、幼虫からサナギになるときに「蛹室（ようしつ）」というものを
作ります。サナギでいる間に動かずにじっとしている部屋ですね。
黒い紙で四方を囲むことによって、かなりの高確率で、目に見えるところに
蛹室を作りますので観察には最適です。
また、もう一つ注意しなければいけないことがあります。
それは「マット」の交換です。できることなら、マットの交換は行わないよ
うにしてください。
要するに、蛹室が壊れてしまう可能性が増えてしまいますので、むやみに
幼虫を取り出したり、容器の中をかき回したりしないようにしてくださいね。
成虫になります
事なきを得て順調に成長してきますと、大体6月～7月くらいには脱皮を終え
成虫になっていると思います。
ここでのポイントは、立派なカブトムシの成虫になっていてもピクリとも最初は
動きませんので、じっと耐えて見ていてください。
目安といたしましては、マットから出てきた時ですね。
カブトムシ君（オス）が出てきたら、最もポピュラーなエサの「昆虫ゼリー」などをあげてみ
たら喜ぶでしょうね。
あと、スイカやメロンなどはあげてはいけません。結構、スイカなんかよく上げる方が多いの
ではないかと思いますが、結論から言いますとおしっこをしまくって容器内が不衛生になって
しまうんです。
要するに、水分が多いものはNGなんですね！
こちらも、よく覚えておいてくださいね。 😛