日本で昔から食べられている昆虫は?「コオロギ食は是か非かどちらだろう?」

コオロギ食なるワードが世間をお騒がせしていますが、「コオロギ食は是か非か」と議論が飛

び交っていますね。

コオロギさんも大変です。

今回はそんな昆虫食について日本古来から食している昆虫について調査していきます。

コオロギ

日本で昔から食されていた昆虫は?

平安時代に書かれた日本現存の最古の薬物辞典「本草和名(ほんぞうわみょう)」などに記さ

れている昆虫はイナゴや蛾の幼虫やカミキリムシの幼虫などが記載されているようですね。

薬物辞典ということで主に薬として食されていたようです。

イナゴ

食用としてのイナゴですが、日本各地で独自の食文化があり、イナゴも地方によって食べ方が

異っているようですね。

一般的には、幼虫を唐揚げや炒め物、塩焼きなどで食べることが多く、また成虫も唐揚げや味

噌汁、おにぎりなどで食べられています。

「イナゴの天ぷら」や「イナゴ汁」「イナゴの佃煮」などは現代でも食されている地域はあり

ますね。

薬用としてのイナゴは、漢方薬や民間療法に用いられていたようで、タンパク質やミネラル、

ビタミンなどが豊富に含まれており、滋養強壮や肝臓の機能改善、脳神経の疲労回復などに効

果があるとされているようです。

幼虫には、アルギニンやアルギニン系のアミノ酸が多く含まれていることから、疲労回復や滋

養強壮に効果があるとのこ。

薬用としてなら食せるかも 😮

ただ、現代では無理に食さなくてもいい気もしますね。

また、江戸時代にはイナゴを串にさしたイナゴのかば焼きなどもあったようです。

江戸時代に食されていた昆虫は?

スズメバチ類の幼虫

中国や日本などアジア圏で食されていたようですね。主に漢方薬としても使われていたようで

す。高タンパク・低脂肪で栄養価が高く、また、アミノ酸やビタミン類も豊富に含まれていま

す。漢方薬として主に中国で使われていたようですね。肝臓や腎臓の機能改善、滋養強壮、疲

労回復などに効果があるとのこと。

ミツバチ

ミツバチの幼虫のことを「蜂の子」って言いますよね。

栄養価が高いため健康食品としても注目されています。蜂の子には、タンパク質、ビタミン、

ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれており、特にビタミンB群やミネラルの亜鉛、鉄、カル

シウムが豊富に含まれています。

現代でも食べていますね。

他には?

タガメ・ゲンゴロウ・ ボクトウガやカミキリムシの幼虫(柳の虫)・ブドウスカシバの幼虫

などがあるようですね。

タガメは無理そうだなって思います。

主な調理方法は煮る・揚げる・焼く・漬けるといった所。

今後の展開はどうなる?

コオロギの粉末を練り込んだ「パン」や「お菓子」など色々とメーカーさんがチャレンジされ

ていますね。

当然に賛否両論といった所で今の感じでは食べたい人は食べて食べたくない人は食べないとい

た所ではないでしょうか?

どうしても昆虫と言うと違和感を感じてしまいますので、現段階では必要があまりない人が多

いかもしれませんが、今後のためにチャレンジしてくださるメーカーさんに衛生面や安全面な

どを十二分に研究していただいて食の安全が担保てきる状態でラインナップされるといいと思

います。

Visited 1 times, 1 visit(s) today
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク