主婦の引きこもりは、本当に誰にでも起こりうる問題であり、認知度が高まってきたと思いま
す。主婦の方が抱える孤独や無力感を解消するためには、家族や社会の支援が必要です。ひき
こもり地域支援センターやNPO法人など、様々な支援機関が存在していますので、一人で抱え
込まず、まずは相談してみることが大切です。
今回は主婦の引きこもりがなぜ増加しているのか?また、また支援の手段などを調査します。
主婦の引きこもりが増加中
ひきこもりというと、若者や男性がイメージされるかもしれませんが、実は女性や主婦もひき
こもりになる可能性があります。内閣府が今年3月に公表したひきこもり調査では、「50人に1
人がひきこもり状態」にあり、さらに「女性が4割以上を占める」ことがわかりました。
このコロナ禍の期間かなり今までの環境の大きな変化なども密接に関係している気もします
ね。
また、主婦の引きこもりとは、家事や育児に追われる中で、自分の居場所や価値観を見失い、
社会とのつながりを断ち切ってしまう状態です。主婦の引きこもりになる原因はさまざまです
が、以下のような要因が挙げられます。
主婦の引きこもりになる原因は?
夫や家族からの理解や支援が得られない。家事や育児を一人で抱え込んでしまったり、夫や家
族から感謝や評価を受けられなかったりすると、孤立感や無力感が強まります。
自分の時間や趣味が持てない。家事や育児に追われて自分の時間が取れなかったり、趣味や好
きなことをする機会が減ったりすると、自分らしさや楽しさを失ってしまいます。
社会とのつながりが希薄になる。友人や知人との交流が減ったり、地域や職場との関わりがな
くなったりすると、社会から孤立してしまいます。
主婦の引きこもりは、見過ごされやすい問題です。しかし、放置しておくと、心身の健康や家
庭生活に悪影響を及ぼす可能性があります。そこで、主婦の引きこもりに対する支援方法を御
紹介していきます。
主婦の引きこもりに対する支援方法は?
見過ごされやすがゆえに主婦が抱える傷は深くなりやすいですから支援できる場所を把握して
おくという事は非常に大事な事です。
ひきこもり地域支援センター
全国の都道府県や指定都市に設置されている、ひきこもりに特化した専門的な相談窓口です。
ひきこもりの方やその家族の相談に応じるとともに、必要に応じて他の支援機関と連携して、
個別の支援プランを作成したり、外出や就労などの支援を行ったりします。
ひきこもりVOICE STATION
厚生労働省が運営する、ひきこもりの方やその家族のための情報発信サイトです。ひきこもりの方やその家族の声を紹介したり、全国の支援機関や相談窓口の情報を提供したりします。
NPO法人や市民団体
全国各地にある、ひきこもりの方やその家族を対象とした非営利団体です。ひきこもりの方やその家族の交流会や相談会を開催したり、居場所や活動場所を提供したり、就労や生活支援などを行ったりします。
最後に
主婦の引きこもりに対する支援は、一人で抱え込まないで、積極的に利用することが大切で
す。自分の気持ちや悩みを話すだけでも、気持ちが楽になるかもしれません。また、自分の時
間や趣味を持つことも、自分らしさや楽しさを取り戻すことにつながります。