年金改革で老後の収支を75歳以降一定にする方法とは

日本の平均寿命は、女性が87歳、男性が81歳で共に過去最高を更新しています。(2018年:

厚生労働省発表)そんな中で「まだ結婚できない男」というドラマ(フジテレビ系)の桑野信

介(阿部寛)さんが人生100年時代という事でドラマの中で講演をされていました。実際に70

歳を過ぎても70歳に見えないお年寄りや80歳なのに80歳に見えないお年寄りも結構見かけた

りします。健康で仕事などもバリバリとやられているお年寄りもおられますね。

高齢者

定年退職を迎えてからの時間も、現代では20年~と長い期間生活して生きていかなければいけ

ないという現実があります。しかしながら、貯えが沢山ある高齢者ばかりではありませんし、

体の丈夫で健康なうちはどんな仕事でもいいから働い生活費に充てていきたいとお考えの高齢

者の方も多くおられることと思います。今回は、75歳以降まで一定の収入を年金を絡めて受給

する方法を調査し考えてみたいと思います。

先ずは健康のうちは働く!

意外と定年退職をした後に、趣味などをして快適に過ごそうとイメージされている方が多いかと思いますが、実際は毎日趣味を続けていける方もおられるとは思いますがそうでない方もおられると思います。はたまた、全く趣味がない人も中にはいるのではないでしょうか?

出来る事なら、働けるうちは働いて収入を確保することを考えて、休みの時に趣味やご自分のやりたいことを行うというスタイルが良いのではないかと考えます。言ってみれば定年して職業が変わっても同じ生活スタイルで行くという事ですね。年金が受給できる年齢であればできれば、基礎年金や厚生年金を別々に繰り下げて受給することで、安定した収入を老後まで得ることが可能となります。

年金改正で繰り下げの年齢上限を「75歳」へと引き上げる方針を打ち出し

年金の受給開始を75歳までおるらせることができるという事ですね。当然、75歳から年金を受

給するという事になると、それまでは何かしら働いていなければなりません。ですからまず、

働ける環境がないと年金の繰り下げができませんので、働いている事が大切です。また、繰り

下げを行うという事は、当然、通常で受け取れるはずの年金が75歳まで貯まると言事になりま

すので、実際に75歳から受け取れる年金は増額されます。

実際には「65歳から70歳」まで繰り下げた場合の年金の受給は年金額が42%割増しされます

し、「75歳」まで繰り下げた場合の年金額は84%増しになります。

「年金もらいながら働いている」期間、「完全リタイア後」の収入を一定にする

繰り下げ受給は、「基礎年金だけ」「厚生年金だけ」「全部繰り下げ」の3つのパターンから

選択できる。これを利用すれば、「収入一定」となる年金受給計画を立てることが可能です。

例)65歳からは月給20万円で再就職したケースなら、基礎年金を65歳から受給し、「厚生年

金だけ75歳繰り下げ」というパターンで選択すると、

月額16万円:(基礎年金:6万円・厚生年金:10万)で計算すると

月に給料20万円+6万円=26万円という事になります。厚生年金は75歳まで繰り下げです。

ですから、イメージとしては、「65歳から75歳まで月給20万円+基礎年金6万円(合計26万

円)」で生活をして行き、「75歳以降は基礎年金6万円+割増厚生年金18.4万円(合計24.4万

円)」という事でほぼ同じ金額で生活できることになりますね。仮に75歳以降でも仕事ができ

る環境ならプラスお仕事のお給料という事になります。

意外と、健康で体力が有り余っている方は年金の受給年齢を引き下げて、働きながら、基礎年

金だけを貰う形が良いかもしれないですね。働いて体を動かしていれば健康も維持できます

し、仕事をするという事は人とかかわっていくという事にもつながりますので、若い人とか問

う年齢の人とか様々な人とコミュニケーションも取れますので、毎日が楽しく生活できそうで

す。

Visited 1 times, 1 visit(s) today
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク