サブスクとは
サブスクとは「サブスクリプション」の略です。サブスクリプションとは利用者はモノを買い
取るのではなく、モノの利用権を借りて利用した期間に応じて料金を支払う方式のこと言いま
す。
では、今現在どのようなものがあるのでしょうか?
例えば、
駐車場の駐車料金なども、土地を借りて期間に応じて料金を支払っていますよね。
また、賃貸マンションなどもそうですよね。同じように部屋を借りて期間に応じて料金を私た
ちは、支払っています。
色んな分野でサブスクは広がりを見せている
私たちに必要不可欠な「衣・食・住」の中にサブスクは広がりを見せていますね。ざっくりと
説明しますと。
キーワードとしては「モノを買い取るのではなく、モノの利用権を借りて」という点がサービ
スを提供する側にとってのキーワードであり、サービスを提供される側の「私たちにとって
は」それぞれのサービスや物を所有するには、「高価すぎる」であるとか、今の現状ほしい
「モノやサービスを買い取る」ことは現実的には「不可能」と思われることが、「定額で低料
金で設定」されることにより可能となり、それぞれの欲求が解消され、現実的に私たちが使用
できる時代へと変化してきています。
そんな実現可能な世界を提供するのが、サブスクリプションであり「サブスク」なのです。
衣食住における「住」のサブスクの紹介
現在、住居におけるサブスクのサービスが紹介され、拡大しています。
レジデンストーキョー
敷金、礼金、仲介手数料ゼロで家具家電付きサブスクリプション型住宅を、都内にオープンし
ています。住居に住むためのハードルを限りなく低くすることによって、ライフスタイルの多
様化、外国人就労者の増加などにより、望まれる住まいのあり方も変わってきたというこや、
定住する家を持たない「アドレスホッパー」も注目され始めています。
また、各地を移動しながら生活する人をターゲットにした戦略ですね。特にIT企業などは会社
に出社することなく自宅で仕事が完結できるとさまざまなメディアなどでも紹介されています
ね。
ADDress(アドレス)
定額で全国複数の拠点にどこでも住み放題になるサービスで、不動産シェアの仕組みですね。
空き家や古民家、別荘など、使われていない物件を活用してサービスを提供しています。
水回りやキッチンは快適に利用できるようにリノベーションし、シェアハウスと同様に個室が
用意されており、リビングなどの共有スペースでは、ほかの会員や地域住人との交流も楽しめ
るようになっている。
こちらも、アメニティや家具はそろっており、快適な空間としてケアされる。
月額4万円からの定額で、「共益費もコミコミ」で、どの拠点にも住めるというコリビングサ
ービスを提供していく。
「コリビングサービス」とは
「いつもとは違った気分で仕事がしたい」、「移住はできないけど家族と自然を目一杯楽しみ
たい」そんな人にお貸しすることにより、「多拠点居住」という、新しいライフスタイルを広
めていきます。との事。
株式会社クロスハウス
東京都内の物件が住み放題、移動し放題のサービス。
特徴として、物件間を無料で移動ができ、コリビングを持つシェアハウス型という点です。
【利用方法】
初期費用3万円を払えば、どの物件でも移動ができるようになります。
【手続き方法】
(1)WEB上から希望物件を選んで、必要情報を記入します。
↓
(2)担当者が物件の説明を行います。
↓
(3)WEB上にて契約を行い、入金後、契約になります。
※物件によっては鍵渡しがございます。
東京で家賃を2万円から提供しています。とのことです。
サービスエリアは東京だけでなく、神奈川県、埼玉県にもエリアを拡大しているという事で、
かなり安いですね。結構若者の需要がありそうですね。
特に受験のシーズンなどは、予約が取れない可能性さえも感じてしまいますし、外国人旅行者
もターゲットに入っているでしょうし、ますます成長していきそうな予感がします。
「住居」のサブスク拡大を助成する背景
平成 30 年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計 結果の要約として
空き家数は 846 万戸と,平成 25 年と比べ,26 万戸(3.2%)の増加。
空き家率(総住宅数に占める空き家の割合)は,13.6%と 0.1 ポイント上昇し,過去最高
空き家数の内訳をみると,
「賃貸用の住宅」が 431 万戸と,平成 25 年と比べ,2万戸の増加,
「売却用の住宅」が 29 万戸と1万戸の減少,
別荘などの「二次的住宅」が 38 万戸と3万戸の減少,
「その他の住宅」が 347 万戸と 29 万戸の増加
出典:総務省 統計局 統計調査部 国勢統計課 住宅・土地調査第二係
「賃貸用の住宅」の空き家数が2万戸増加しているという、調査結果をみても「住宅(住居)
サブスク」後押ししているのは、賃貸物件を最大限活用できるほどの空室率の多さにあるよう
ですね。
また、時ら代が変わり供給と需要のバランスが取れてきたのでしょうね。
ライフスタイルの変化によって、「住宅サブスク」の注目度も今後一段と上がっていくと思い
ますね。