2019年の9月29日(日)午前2時40分頃からドーハで行われている世界陸上、男子走り幅跳び
の決勝が行われます。日本勢としては、橋岡優輝選手と城山正太郎選手2名が決勝進出してお
り、メダルをかけての戦いがはじまります。
前回の世界陸上の銅メダル相当の記録
前回の世界陸上がイギリス・ロンドンで開催されましたが、ロンドン大会の走り幅跳びの
金メダルの記録は、8m48㎝の記録でルボ・マニョンガ(南アフリカ)選手が獲得していま
す。続いて銀メダルが8m44㎝を跳んだ、ジャリオン・ローソン選手(アメリカ)、銅メダル
は8m32㎝を跳んだ、ルスワール・サマーイ選手(南アフリカ)それぞれが、獲得していま
す。
橋岡優輝選手の2019年のベスト記録は8m32㎝で城山正太郎選手のベスト記録は8m40㎝で
す。共に同じ日に日本記録を更新しており、二人ともメダルの可能性を秘めています。
城山正太郎選手
8m40㎝の現日本記録を持っている選手でここ一番の跳躍に定評があります。跳躍種目は一発
の跳躍で一気に形成が逆転してしまう種目ですので、城山正太郎選手が日本記録を出した跳躍
を再現できれば、メダルの獲得の可能性も出て来るかもしれませんね。
橋岡優輝選手
城山正太郎選手の40分前に8m32㎝を跳んで日本記録を更新しています。8mを超える跳躍を
安定して跳んでいますので、すべてのタイミングがあったら現在の日本記録8m40㎝も超える
可能性がある選手です。日本記録を再度更新して、世界陸上のメダルを獲得したら来年の東京
五輪に向けて弾みがつくのは間違いないですね。
走り幅跳び決勝出場選手
1 | J.M.エチェバリア | キューバ | 8m40㎝ | -0.6m |
2 | J.ヘンダーソン | アメリカ | 8m12㎝ | -0.7m |
3 | 橋岡 優輝 | 日本 | 8m07㎝ | -0.7m |
4 | S.マッカーター | アメリカ | 8m04㎝ | -0.8m |
5 | R.サマーイ | 南アフリカ | 8m01㎝ | -0.2m |
6 | E.カセレス | スペイン | 8m01㎝ | -1.3m |
7 | M.テントーグルゥ | ギリシャ | 8m00㎝ | -1.2m |
8 | 城山正太郎 | 日本 | 7m94㎝ | -0.6m |
9 | T.モントレール | スウェーデン | 7m92㎝ | -0.3m |
10 | L.マニョンガ | 南アフリカ | 7m91㎝ | -0.1m |
11 | 王 嘉男 | 中国 | 7m89㎝ | -0.6m |
12 | T.ゲール | ジャマイカ | 7m89㎝ | -0.7m |
世界陸上男子走り幅跳び決勝の予想
キューバのエチェバリアが抜けていますね、金メダルはよほどのことがない限りエチェバリア
ではないかと予想します。ただ、銀メダル・銅メダルはどうなるか分かりませんね!もちろ
ん、日本人選手にも大いにチャンスがあります。なんとか、城山正太郎選手か橋岡優輝選手の
どちらかがメダルをとってほしいと願います。