2019年3月に江崎グリコが先発して「液体ミルク」を販売しましたね。
続いて明治乳業と発売されました。
今回は、コンビニの店舗での販売という事で、ファミリーマート・ローソンで
発売されます。
24時間営業のお店ですので、乳幼児のいるご家庭にとっては、コンビニに常に置いたあるの
で非常時などの時には頼りになる存在となることでしょうね。
なぜ液体ミルクが近年発売されたのか?
日本で液体ミルクが、今年やっと発売したのはなぜなんでしょうね?恐らく、「非常時用」と
いう位置づけの商品なのでしょう。
イメージしやすいたとえとしては、台風や地震などの災害時には、今までのように粉ミルクで
作る工程を考えると「お湯はどうするのか」とかバタバタしている中で大変ですよね。
近年の異常気象等などもしもの時の備えとして、液体ミルクの発売に日本政府も踏み切ったの
でしょう。
世界の液体ミルク事情
世界の粉ミルクと液体ミルクの販売量の割合は以下の通りです。
フィンランドがダントツで92%が「液体ミルク」で8%が「粉ミルク」
スウェーデンが47%が「液体ミルク」で53%が「粉ミルク」
スペインが31%が「液体ミルク」で69%が「粉ミルク」
フランス・ロシアと続きますが、液体ミルクは30%前後といったところです。
日本においても、よほどの急用か災害時での使用されるぐらいではないでしょうか?
安全面はどうなのか?
日本の安全基準は世界的に見ても「超」が付くぐらい厳しいと言われていますので、問題はな
いかと思われます。
現に江崎グリコさんの担当者さんも国内の基準をクリアするのが大変でしたというコメントを
残しているぐらいですから。
例えば、
「指定されている成分が指定された量入っていないと販売できない」とか、そのような類の
事ですよね。
液体ミルクの宣伝アピールは
◆粉ミルクと同様の成分!
◆常温で保存可能!!
◆新生児から飲ませることが可能!
◆温めや水で薄めたりの手間が不要!
内容を見ても緊急用でOKっという感じですね。
哺乳瓶の管理
消毒済みの哺乳瓶が必要となりますね。通常の「煮沸消毒」で十分ではないでしょうか。
沸騰させて7分ぐらい容器を入れておけば大丈夫です。
液体ミルクの使い方
動画で紹介されています。