2018年10月4日に多木化学株式会社が企業広報より、『バカマツタケの完全人工栽培に成功
』と発表されました。
多木化学の発表前の株価は、5,150円から2018年10月11日時点で9,230円の値段を、たった
4営業日で1.8倍にまで急騰させています。どれだけこの『バカマツタケの完全人工栽培に成
功』の発表が衝撃的だったかがうかがい知ることができます。
また、株式投資としても、約2倍になっていますので、投資金額として約52万が4日間で約92
万に値上がりしていますので、なかなかこのような銘柄はあまりないですよね。
人工栽培の成功に衝撃
「幻のキノコ」といわれていた「まいたけ」は現在では「雪国まいたけ」など大量生産が
できるまでになり、人工栽培によって日本全国で流通していますが、今回発表された、
『バカマツタケの完全人工栽培に成功』の発表は「まいたけ」のように市場に出回る可能性を
秘めた内容です。
バカマツタケは菌根菌、生きた木の根にとりついて樹木を助けつつ栄養をもらうキノコであ
るので菌根菌の完全人工栽培は不可能とすら言われていた。今回、多木化学は「完全
人工栽培」に成功したという事で今までの定説をくつがえす画期的な発見だったようです。
培養スピードが早い
今回のバカマツタケは培養期間が3カ月とのこと。なんとシイタケと同じ速さで生産効率が非
常に良い。このことから、「まいたけ」「シイタケ」と同様に市場に出回る可能性が非常に高
まったことを、株式市場も敏感にさっちして、1.8倍にもなる株価上昇をみせました。
人工栽培マツタケの実現
「キノコの発生シグナル」と「培養スピード」という大きな壁をすでに突破している時点で、
この研究はかなり有望と言っていいと思います。多木化学が先に「バカマツタケ」の量産を成
功させてのちに松茸の栽培の量産を手掛けるのか、はたまた、バカマツタケのみなのか不明で
すが、現在の多木化学の株価は4,300円台なのでお買い得の価格となっています。
投機目的ではなく投資として持っていて、今後期待できそうな銘柄の1つでですね。
「バカマツタケ」とは
「バカマツタケ」はマツタケの単なる「偽物」ではなく味や香りは本物と同等かそれ以上とさ
れる。マツタケはいまだに人工栽培の技術が確立しておらず高級食材であり続けてきた。
こちらの「バカマツタケ」が人工的に量産できれば、ほぼ同じ味わいを季節と関係なく身近に
楽しめるようになる。
また、ちなみにマツタケの近縁種には「ニセマツタケ」「マツタケモドキ」も存在する。肝心
の香りがほとんどしないなど風味で劣る。食べておいしいのはあくまで本家と「バカマツタ
ケ」の方なのだということである。
今後再度、多木化学の広報部がこの「バカマツタケ」か「松茸」の発表した時には株価はどう
なるのでしょうか? 仕込む価値ありです。 😛
多木化学(株) 銘柄コード:4025 現在の株価