ワールドカップラグビーが、2019年9月20日(金)から国内の12か所で熱き戦いが繰り広げ
られます。日本代表の初戦は9月20日(金)に東京スタジアムで日本VSロシアの試合が行われ
る予定です。
近年、日本代表も力を着実につけてきており、今回の大会は期待が持てそうとの前評判が聞か
れます。今回は日本代表のユニフォームについて、そもそもラグビーのユニフォームは横じま
ではないという真実について解説していきたいと思います。
ラグビーの発祥
イギリスで12世紀ごろから行われいた、「マス・フットボール」だと言われている説もありま
すが、記録が残っている情報として、1823年にイギリスのラグビー校のサッカーの試合で、
一人の少年が突然、ボールを抱えて走り出したというのがラグビーの始まりと言われていま
す。その生徒の名前は「ウィリアム・ウェブ・エリス」少年で、現在でもラグビー校の校庭に
は「1823年、フットボールのルールを無視し、初めてボールを腕に抱えて走り出しラグビーゲ
ームの独特の形を作り出した、ウィリアム・ウェブ・エリスの功績を記念する」という石碑が
残されている。
日本にラグビーが伝わったのは・・
1899年、慶応義塾大学に赴任した「エドワード・クラーク」とケンブリッジ大学に留学してい
た、田中銀之助の二人によって、学生にラブビーの指導をしたのが最初と言われています。
そもそもラグビーのユニフォームは一色
日本でラグビーのユニフォームというと横じま柄のイメージが強く、一般にも横じまのシャツ
を「ラガーシャツ」と呼ばれています。しかし、世界で「ラガーシャツ」というと驚くなか
れ、単色で「襟が付いているシャツ」の事言います。というのも、日本自体がラグビーの国際
試合に出場したのが遅かったために、すでに単色に空きがなかったという現実があったため
に、仕方なく「赤と白」の横じまのユニフォームを着るようになったというのが切実な事だっ
たようですね。
また、大学のラグビーのユニフォームも慶応義塾大学は「黄色と黒色」の横じまですし、早稲
田大学も「えんじと黒」の横じま、明治大学も「白と濃紺」の横じまです。ですから、どうし
ても日本人はラガーシャツというと、横じまのシャツをイメージしてしまうんですね。
ちなみに、なぜ日本代表の白と赤のユニホームが縦じまではなく横じまかと言うと、横じまに
すると体が大きく見えるという理由からだそうですね。日本人は体が小さいからごもっともな
考え方です。