来季のシーズンに向けて目標をもって励んでいる選手の皆さん、来シーズンこそは自己ベストをより更新して、おのおのが目標としている大会に向けて頑張っていきましょう。
円盤投げのコツ
一番手っ取り早いのは、より遠くへ円盤を投げれる人と一緒に投げて練習も一緒に行うことが
一番の近道ですね。
もちろん、ウエイトトレーニングも一緒にやるとより向上します。例えば、50メートル付近
に常に円盤を投擲している選手と一緒に練習していると、それだけで記録は伸びるのです。
なぜか?
それは、自分も同じように投擲できると錯覚してしまうからなんです。当然いきなり遠くへ投
擲することはできませんが、常に遠くへ投擲している選手と練習していると、知らず知らずの
うちに遠くへ投擲できるようになります。
理屈は簡単です。一つは「環境」です。遠くへ投擲できる人と練習していると、知らないうち
に50メートルライン付近に自分も目線を置いて投げています。何回も何回も投げているうち
に、自然に投げられるようになります。
ウエイトトレーニングも同様に
投擲競技ですから、力がないと重いもの遠くへ投擲できません。よって、50メートルを
投げる選手のトレーニングメニューを全て同じようにこなし、重量も同じように増やしてトレ
ーニングしてください。
例えば、ベンチプレスがマックス130㎏なら同じようにセットを組み、スナッチが130㎏
ならハイクリーンが130㎏ならとしっかりと、セットを組んで行って下さい。
基本的に、上記の重量(男性)はあげられることができないと、50メートル近辺には投擲で
きないと思います。
ターンなどの技術練習
ターンの練習は自分の体形に合うターンを身に着けることが大切ですね。手足が長いのか?体
がおおきいのか?脚力が強いのかなど、人それぞれです。自分にあったターンを見つけること
が最大の目標となりますので、現代は動画で色々な選手のターンが見れますので、じっくり観
察して自分のものにして行きましょう。また、当然ですが自分のターンもスマホなどに録画し
て何回もみてイメージを付けることに心掛けましょう。
イメージトレーニングは大切です
自分の投擲がイメージできるぐらい、何回も何回も練習してください。朝、学校のガラスの扉
の前で、自分の姿を映してターンの練習をしたり、動画を何回も見て修正をはかったり、常に
イメージを自分の中にもって投擲をするときも、ウエイトトレーニングをするときも、意識し
て練習しましょう。
最後に
遠くへ投擲できる人が近くにいないという人は、数回でいいので一緒に練習できるように指導
者にお願いしてみましょう。それくらいのことができないと、強くなれませんからね。また、
そういった機会が与えられたら、すべてを盗んできてください。
円盤投げのコツ「投げ方編」ご興味のある方どうぞ