アポロ11号の「月面着陸マニュアル」のオークション
50年前に着陸した際の「月面着陸マニュアル」が 2019年7月18日に オークションにかけられ
ました。
ニューヨークでオークションにかけられたのですが、実際に月に持参したもので 、手書きのメ
モも、月面着陸マニュアルの中に残されています。
予想落札額は、日本円で「7億5000万から9億7千万円」と注目されていましたが、「出品
者」が希望する最低落札価格を超える入札がなく 、オークションが成立しないまさかの事態と
なったそうですね。
アポロ計画とは
1969年7月20日20時17分 、アポロ11号は二人の人間を世界で最初に月に着陸させた有名な
偉業でしたね。
アームストロングは7月21日の2時56分15秒に月面に降り立った最初の人物となり、その19分
後にオルドリンが月面もいたしました。
その後も、アポロ計画は継続して行われましたが、最後の月面調査は1972年12月に行われた
アポロ17号によるものでそれ以降有人飛行は行われていません。
月の調査の計画ということですね。
1972年以降、月への有人飛行が行われなかった理由
コストの問題が一番にあるとのことですね。2005年にNASAが報告したところによると、月面
探査計画を再び行うには、13年間で1333億ドル(約14兆8000万円)必要であるとのこと。
事実、アポロ計画は現在の価値で約1200億ドル(約13兆3000万円)を費やしたといわれていま
す。
1965年におけるNASAの予算は連邦予算の4%を占めていたようなのですが、年々予算は減少
し、過去15年間には連邦予算の0.4%にまで縮小されてしまっているのが現状のようですね。
トランプ大統領の「月面基地を目指す」発言
しかし、2017年末にはトランプ大統領が「月面基地建設を再び目指す」と宣言しています。
トラン大統領の一連の発言の中に「アメリカ・ファースト」という言葉がよく出てきています
が、そのような発言の裏には莫大な費用がかかる、大きな計画が隠されているのでしょうか?